ZILを手放した理由を整理する

キャンピングカーで旅行
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ZILを手放してからというもの、毎日のように、次に乗る車をどうしようかと考えるようになっていた。

「キャンピングカーでワンコ連れの車旅」を楽しむために、3年前にZILを購入したが、3年間乗っている間に、以下の不満が積もり積もって、どうにも我慢が出来なくなっていたところに、母ちゃんの介護問題を抱えて、しばらく家を空けることが出来なくなった状況をいいことに、ZILを手放してしまった。

  • 横風に弱く、走行性能(安全性、運動性能、制動能力)は欠陥車レベル。
  • 高い高速料金を支払い、時速80kmの走行を強いられるのが、どうにも我慢出来ない。
  • 高速道路は、制限速度+20kmの走行スピードをマイルールにしていたが、ZILでその速度は自殺行為であり、時速100kmを維持して走るだけでも、命懸けだった。
  • ベース車のカムロードは、運転席周りがトラックそのもので、運転がとても疲れる。
  • ワイパースイッチが回すタイプで、ワイパーを1度だけ動かしたい時もスイッチを回してON/OFFする必要があり、スマートさのかけらも無い。
  • 今時、オートライトも付いていない。トンネルに入る都度、ライトをON/OFFする必要があった。
  • スピーカの音があまりにショボ過ぎて音楽を聴く気になれない。
  • ディーゼル車だったが、3〜4ヶ月に1回程度、排ガス浄化装置の警告灯が点灯するため、その度に、エンジンを1時間ほどアイドリングさせる必要があり、地味に面倒。
  • 今時の車なら当たり前に装備されている安全装置(自動ブレーキ、誤発進防止など)が何も装備されていない。
  • 車体は、いつも黒筋だらけ。洗車が大仕事なので、とても小まめに洗車する気になれない。

「車旅」とは、ドライブを楽しむ旅であり、ワインディングロードを気持ちよく走れなければ、折角の車旅も楽しさが半減してしまう。

自分が思い描く「車旅」は、車の運転が楽しくなければならないので、自分には、キャブコンは不向きだったということを、この3年間で思い知らされ、ZILを手放す事に至った。

しかし、ZILのキャンピングカーとしての実力は申し分なく、この3年間、存分に車中泊を楽しませて貰った。「ワン子連れの旅」を楽しむためには、「キャンピングカー」は最強のツールであり、他に選択肢は思いつかない。

クーちゃんとマルちゃん

健康寿命が尽きるまで「キャンピングカーでワン子連れの車旅」を家内と楽しみたいと言う気持ちに変わりはないので、次の車は、キャブコンではなく、バンコンを検討しているところだ。

人生最後のわがままに家内も同意してくれている。

ハイエースのスパロンで足回りを強化すれば、乗用車感覚に近い運転操作と、乗り心地が期待できる。

居住性と設備については、

  • 室内の高さ
  • トイレ
  • 水回り
  • ゴミ処理

を我慢することになるだろうと覚悟しているが、果たして、どの程度のストレスになるだろうか。

それと、心配は、車体の長さ5,380cm最小回転半径6.3mの取り回し性だ。

自分には手に余るのではないかと不安なので、近いうちに試乗して確かめて見ようと思う。

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