3日目 2020年7月19日(日)
早朝3時、予定通りに小樽港に到着するので下船準備を始めるようにと船内放送が入った。
4時過ぎ、船内放送に従い、カミさんとクーちゃんも一緒に車に戻って待機した。
早朝4:30、フェリーは予定通りに小樽港フェリーターミナルに到着した。
直ぐに下船出来たので、そのまま稚内方面に向けて走り出した。
通称オロロンラインを経由して日本最北端の宗谷岬に向かう。
オロロンラインは、小樽から稚内まで海岸線沿いに約340km/8時間を走る絶景ドライブコースだ。
日本海の沿岸をひたすら走ったが、新潟県の「越後七浦シーサイドライン」と景観はそれほど違いはなかったが、走る距離だけは違った。飽きるほど走った。
手塩町を過ぎたあたりで景色が一変した。
地平線の彼方まで続く直線道路、
海に浮かぶ利尻富士、
人がいない、車もない、建屋もない、見渡す限り何もない、
日本最北端、イメージしていた通りの原風景に出会えた。
この時は、利尻富士の頂上に立つ自分の姿を想像してときめいていたが…
稚内に近づくにつれ、徐々に人工物が目に止まるようになり、次第にそれが街になり、いつもと変わらない街中の風景に戻って行った。
納沙布岬を廻り、日本最北端の地、宗谷岬に着いた。
観光地化しているので、人と車もそれなりの量で、記念碑の前で記念写真を取るのも順番待ちが必要なほどだった。
17:00、記念写真を撮り終えたので、ここは長居せずに、この日の車中泊を予定していた道の駅「わっかない」を目指して、来た道を戻り、
18:00、道の駅「わっかない」に到着した。
JR稚内駅と併設されているので、駅周辺の飲食店にもアクセスし易く、便利で良いが、駐車場はそれほど広くない。この日も、到着した時は、ほぼ満車に近い状態だったが、かろうじて数台分の空きがあったので、ギリギリ止めることができた。
少し、ゆっくりしてから、居酒屋に繰り出した。
「北の味心 竹ちゃん」は、ネットの評判も良く、地元客が多く通う店だということで選んだ。
ホタテとボタンエビの刺身、ホッケと八角の焼き物、その他諸々と生ビールを注文した。
評判通り、何を食べても美味しく、特にホッケは、油のノリ具合が全く違っていて、自分が知るホッケとは全く別物だった。
大きなボタンエビの頭を食べずにいたら、店員さんが勿体無いと言って、指で頭を2つに割り、頭の中にある身の食べ方を教えてくれた。
生ビール、ハイボール、最後はいつも通り冷酒を頂き、近くのラーメン店をハシゴした。
今宵も大満足の夜でした。
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