居心地の良いダイニングとトイレの絶妙な位置関係が気に入り、リアエントランスのZIL5を選びました。
これだけの広さがあれば、座って雑誌を読んだり、パソコンしたり、疲れたら少し横になってテレビを見たり昼寝を楽しんだり、家内と二人なら一日中車内でまったりゴロゴロと過ごす事が出来そうです。
ホテルや旅館に泊まる場合は、部屋に風呂とトイレがある事が当たり前であったように、キャンピングカーで気持ちよく安心して寝る為には、トイレは必須の設備であると私は思っていましたが、家内は、「道の駅で公共トイレがあるからトイレは使わない」と今でも言っています。もし、片田舎の道の駅で土砂降りの雨が降る深夜にトイレしたくなっても同じことを言うのか疑問でしたが、あまり深い議論は避け、ここは私の独断でトイレを最重要アイテムとして一番最初に検討した装備です。
コルドリーブスでポータブルトイレの組合せも考えてみました。家のトイレ掃除は一度もやった事が無い私ですが、ブラックタンクの後処理は自分がやるものと最初から覚悟して、後処理の妄想を何度も繰り返しているうちに、おまるを全く意識せずに、ブラックタンクの処理が出来るカセットトイレが絶対条件の一つになって行きました。
一時期、最後部に常設ダブルベッドがあるノーブルのようなレイアウトに心を奪われた時期がありました。ベッド下の大きな荷室がとても魅力的で、大きなクーラーボックスと釣り道具、登山用具にキャンプ道具や遊び道具など積み込みたいと思うものが山程思い浮かびました。
そして、ダブルベッドの足元に大きなTVを設置して自宅のベッドと変わらない居住空間を妄想して、「これしかない」と決め込んで車種選びをして行くうちに、犠牲になるダイニングの居住性とトイレの位置関係が、どうしても受け入れることが出来ず、再びZIL5に心が戻って行きました。
ZIL5の最大の欠点である荷室の少なさは、旅行中に本当に必要なものだけを積み込むようにすれば克服出来るだろうと楽観的に考えるようにした。これから時間を掛けて、積み込む荷物を選別しながら妄想に浸りたいと思います。
にほんブログ村
コメント