令和元年11月1日金曜日、前日に東京出張で夜行高速バスで朝帰りしていたので、午前中で仕事を終わらせて、ZILを走らせた。
今回は、西へ、山陰方面を目指した。
朝帰りで少し疲れていたこともあり、初日の運転は家内に任せた。
特に目的地を決めていなかったが、天橋立、鳥取砂丘、大山、松江、出雲あたりまで行けたらいいな、ぐらいの気持ちだったが、
結果は、
１泊目 道の駅「若狭おばま」
２泊目「鳥取砂丘会館前駐車場」
３泊目「姫路城大手門駐車場」
最西端は鳥取砂丘で引き返す結果となり、約８００ｋｍの移動距離を走り、旅を終えた。
途中途中の道の駅で休憩を取りながら、天橋立、鳥取砂丘、姫路城、琵琶湖テラスの観光スポットに立ち寄った。
２泊目の鳥取砂丘会館前の駐車場は有料駐車場だったが、到着した１７：３０には管理人不在で料金を支払わず駐車することが出来た。
翌朝、出発する時には、管理人は居て新たに入ってくる車から駐車料金を徴収して居たが、駐車場を出る時は、特に何も言われることもなく、出ることが出来たので、夜間は無料なんだと勝手に理解していたが、走り出してから、ワイパーに紙が挟まれていることに気がつき、路肩に止めて紙を取り除いたところ「駐車場料金は鳥取砂丘の維持管理をするために使われるので、支払いをお願い・・・」という主旨の紙だった。
「あちゃ」申し訳ないことしたな、と反省しつつ、
紙をワイパーに挟むぐらいなら、駐車料金を払えと、直接、声を掛けてくれればいいのに。旅行者は料金システムが分からないので、立て看板を駐車場入り口に立て、翌朝、料金を支払うように注意喚起するとか、やり方は色々あると思うが、今更、戻って支払うのもなんだかなあ、と思い、そのまま次の目的地に向かった。
3日目の姫路城大手門駐車場は公共の有料駐車場で、規約に従えば、ZILは大型車（車高2.6m以上かつ全長5.0ｍ以上）になるので、駐車料金は1日２５００円になる覚悟で入場したが、結果の料金は、１４時から翌朝８時まで１泊して９００円で済んだ。
係の方に確認してみたところ、駐車場入り口に設置されている入場チケット発行機が大型用の背の高い機械と普通車用の背の低い機械が2台並んで置かれていて、そのどちらの発行機で入場したかで料金が決まるということでした。
自分は背の低い普通車用のチケット発行機で入場していたらしい。
実際は、駐車場入り口で車種を自動判別されてチケットが自動発行されていたとすると、ZIL5は普通車扱いだったということになりますが、無意識で入場してしまったので覚えていない。ひょっとして普通車用の機械でチケット発行のボタンを押している可能性ある。
夜は、歩いて７、８分の姫路駅前の繁華街へ、良さげな店構えの飲食店を物色しながら歩き、西二階町の商店街の中程にある「ぶらり焼蔵」に行き着いた。
派手な店構えとは正反対に、店内は落ち着いた感じの和風の居酒屋で、１０人程が座れるカウンターの端の席に座った。
秋刀魚の塩焼きや炉端焼きで鳥のレバー、アスパラ肉巻きなど、好きな料理を適当に頼み、ハーフワインにハイボールと冷酒を頂き、最後に、焼きおにぎり茶漬けで締めて、家内と二人で１万円でお釣りが貰えた。
料理はどれも丁寧に作られた拘りを感じ取れるように美味しく、特に、鳥レバーは絶品の焼き加減と塩加減でとても美味かった。一期一会の出会いに大満足の夜でした。
途中で立ち寄った道の駅「うみんぴあ大飯」では、芝生の広い公園が併設されていたので、クーの散歩紐を外して離したら、家内と自分の間を行ったり来たり、付かず離れず大喜びで走り周り、走るその顔は確かに笑っていた。
その顔を写真に撮ろうとしたが、これが精一杯のベストショットで、肝心の顔は逆光で真っ暗だ。
道中は天気にも恵まれ、日本海の景勝地を十二分に楽しむことが出来た。
帰り道、琵琶湖テラスという名前に惹かれ、琵琶湖の湖畔にあるテラス付きレストランだろうと勝手に想像してしまい、そこでランチしようということになった。
ナビに従って向かう道中、ネットで情報を集めてみると、どうやら琵琶湖バレースキー場に出来た施設だということで、ロープウェイに乗る必要があることが判ってきた。
それならそれで、一度行っとくか、ということで予定通り現地に向かった。
休日ということもあり、ロープウェイの乗客で凄く混み合っていたが、４０分ほど並んで乗車することが出来た。
駐車場料金が1,000円、ロープウェイ料金が一人往復2,600円＋ペット500円、合計 6,700円プラス食事代、とても高いランチになってしまった。
頂上では、ペット連れで施設内には入れないので、仕方なく、空いているベンチを見つけてバーガーとホットコヒーを買ってきて食べた。天気が良かったので、風が無ければ暖かいが、たまに吹く風は冷たく、とても長い時間は居られない。
びわ湖の絶景を堪能したところで、早々にロープウェイで下山した。
敦賀から北陸自動車道に乗ったが、福井IC手前で工事渋滞が発生していたため、福井ICで高速を降り、国道８号線を走り、19時少し前に自宅に戻り、旅を終えた。
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