ZIL5にはオートライトの機能がないので、高速道路を走行中、トンネルの度にヘッドライトの点灯と消灯を操作しなければならず、とても面倒だ。今年から新車にはオートライトの装備が義務付けられるらしいが、ZIL5にも、是非、装備したい必須の機能だ。
ネットを検索するとカムロード に取り付けた事例が多数見つかり、不器用な自分でも何とかなりそうな気がしたので、DIYにチャレンジしてみた。
電源は、ヒューズボックスから取るようにして、Bullconの電源スイッチが小さくて操作しにくそうだったので、AAC電源からトヨタBタイプのスイッチを経由させてBullconに接続するようにした。
参考にさせて頂いたサイトは、こちら。
最初に、コラムカバーを取り外し、配線箇所を確認
コラムカバーを固定する5箇所のネジを外す作業で、ねじ山をなめてしまい、ネジを外すだけで一苦労した。
ねじ山をなめてしまった場合、輪ゴムをねじ山に挟むようにすると良いらしいが、幅の広い輪ゴムが家になかったので、パンツのゴムを代用して試したところ、無事ネジを取り外すことが出来た。
ウインカーレバーの根元付近でコードを探してみたところ、奥まったところに白いコネクターを発見。指で引き抜こうとすると、ビクともしなかったが、ラジオペンチで摘むと、簡単に引き抜くことが出来た。
緑(ヘッドライト)と緑(スモールライト)の線を分岐させる必要があるが、とても線が細く、分岐させたい箇所が短いので本当に無器用な自分に作業が出来るか不安になる。
ヒューズボックスから電源を取る方法を確認
ヒューズボックスは、コンソールの中央部分の下の方あり、指先で簡単に蓋を開くことが出来た。
2番のACCのヒューズをヒューズ外しで引き抜いて電源コード付きヒューズと差し替えた
電源コード付き低背ヒューズに差し替えて電源を確保する。
運転席右前のカップホルダーがあるカバーを外し、BタイプスイッチとBullcon本体とコントロールスイッチの設置方法を確認する
2箇所のピンを引き抜いてからカバーを手前に引っ張ると簡単にカバーが外れた
サイドブレーキの信号の取り出し方を確認する
サイドブレーキカバーは1本のねじ止めだけ。それを外すと簡単にカバーを外すことができた。
この状態から、どうやって信号を取り出せば良いのだろうか。
色々と調べて行くうちに、サイドブレーキの信号がナビの裏側に配線されていることが分かったので、そこから信号を取り出そうと思うが、ナビのコンソールを外すのは難易度が高そうなので、今回の作業では見送ることにした。そのうち、気が向いたら挑戦したいと思う。
いよいよ昼過ぎから取付作業を開始
一番厄介な配線から作業を開始した。緑線(ヘッドライト)にBullcon側の青線を、青線(スモールライト)にBullcon側の黄線を、慎重にスプライス端子を使って接続した。
心配した通り、今回の作業の中でこれが一番難しい作業で四苦八苦して、何とか配線することが出来たが、カプラーが接続されていた元の場所と方向が分からなくなり、元通りに接続するだけでも小1時間は費やしただろうか。試行錯誤しているうちに、偶然、カプラーを元のコネクタに戻すことが出来た。
この段階で電源とアースの線を仮接続して動作確認を行い、正常に動作することを確認した。
センサーを所定の位置に両面テープで取り付けるために、ピラーを外す必要があるが、ネジカバーを指でつまみ取ることが出来るので、簡単に外すことが出来た。
コントローラーは、この位置に両面テープで仮置きしたが、感度レベルの調整が終わり次第、カップフォルダーの裏に押し込んで隠してしまう予定だ。トヨタBタイプの汎用スイッチをACC電源とBullcon本体の間に接続したのはその為でもある。
最後に一苦労したのが、本体の設置方法だ。コードを結束バンドで束ね、本体と一緒にカップフォルダーの裏側に下から押し込もうとしたが、これが簡単には行かない。どうしたものかと、あれこれ頭を悩ませた結果、カップフォルダーの裏側に太いパイプの配管が通っているのを発見し、これに長めの結束バンドを2本繋ぎで絡めてコードの束と本体を吊るすように固定することが出来た。
気がつくと時計の針は16時を過ぎており、約4時間、夢中で作業して少し疲れたが、どうにかこうにか、オートライトの取付作業を無事完了することが出来ました。
今度の旅行が楽しみだ。
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