3年半ぶりの投稿か。何ともはや。
NTT西日本のひかり電話を使用しているが、ボイスワープの転送料金が毎月5千円近く掛かっていることに気がついた。かみさんの仕事の関係で、お客様からの問い合わせ専用の電話番号を契約していたが、これを自分の携帯電話に無条件転送したままで運用していたのだ。
これは堪ったものではない、ということで、急遽、AsteriskでIP-PBX環境を構築することにした。古いノートPC(Thinkpad X31)が余っていたので、これに、CentOS5+Asterisk13をインストールして構築した。
現在は、ボイスワープの転送を使用せずに、自宅でも外出先でもiPhoneに着信出来るようになったので、年間7万2千円の経費が浮くことになる計算だ。
参考にしたサイト
- http://www.ipcomms.net/sample-device-configurations/41-asterisk/179-asterisk-13-on-centos
- http://www.voip-info.jp/index.php/Asterisk_13
使用機材
- Thinkpad x31/CentOS5
- PR-400NE + AirMac
- iPhone6/Acrobits Softphone、iPhoneX/Acrobits Softphone、
- iMac/Zoiper
参考にしたサイトの情報をベースにインストール作業を行い、特に問題なくIP-PBX環境を構築することが出来たが、ただ、ひとつだけ、着信後、約32秒後に勝手に切断されてしまう不具合に少し手古摺ったので、その対策をメモしておく。
[対策1] sip.confに以下の設定を追記
[general]
rtptimeout=60
rtpholdtimeout=300
session-timers=originate
session-expires=3600
session-minse=300
session-refresher=uas
[対策2] udpからtcpに変更
[general]
tcpenable=yes
tcpbindaddr=0.0.0.0:xxxx ← xxxxはセキュリティ対策で変更した接続ポート
transport=tcp
Softphone、Zoiperのプロトコルをtcpに変更する
対策1は全く効果がなかったが、対策2で不具合が無事解消された。
対策1は有効のままなので、参考までにメモしておく。
以上
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