ショアジギング

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最近、再び、釣りを始めたのは、一緒に仕事をしているT氏(師匠と呼ばせて頂く)から、ショアジギングというジャンルの釣りがあることを教わったのが、切っ掛けだ。

「ルアーで40cmオーバーの青物が岸から釣れる」この話を聞いて、久しぶりに、血が騒ぎ出してしまった。

師匠に、一緒に釣り具屋に同行してもらい、ショアジギングについて色々とレクチャを受けながら、仕掛け一式を購入し、富山県でフクラギが釣れ始めたという便りをもとに、ショアジギングに同行させてもらった。

4/27、午前3時に待合せ。師匠が過去に実績があるということで、魚津市お魚ランドを目指して出発した。

午前4時、目的地に到着するも、その場所は、大きなテトラポットが入っている場所で、既に釣り人で一杯だった。テトラポットは、万が一、足を滑らせて落ちたらただじゃすまない危険な高さだったので、足がすくんでしまい、とても釣りになりそうになかった。

師匠に、そのことを告げると、他の釣り場を探そうということになった。

釣れそうな場所を地図で目星をつけながら移動して、足場の良いサーフを見つけて竿を出してみるが、数回投げて全く反応がないと、直ぐに見切りをつけて次の場所へ移動した。

その内、白々と夜が開けはじめ、嫌な予感が...これは、人が少ない場所(=釣れない場所)を選んで釣り歩く、いつものパターンと同じではないか。

私は、久しぶりの釣行で、明け方の海に向かってキャスティングしているだけでも、気持ちが良く、十分に楽しかった。...が、全く釣れる気配は無かった。

しかし、師匠は私とは違って、貪欲に釣れる場所を探し求め続けていたようだ。

午前5時、富山県黒部市生地というところに着いた。師匠は、この場所が、今一番、実績があるという情報を、事前に察知していたらしく、その話を聞いて期待が高まった。

流石に、釣り人も多かったが、これ以上の移動は、時間的にも地合いを逃してしまう。遠慮してもたついていると師匠にも迷惑が掛かると思い、覚悟を決めて、釣り人の隙間に無理矢理入り込み、両隣の釣り人に一言挨拶を済ませて、釣り場を確保した。師匠も、そんな自分の様子を見て、安心したのか、釣り場を求めて何処かへ行ってしまった。

キャスティングを開始してしばらくすると、自分の両隣で、次々に40cmオーバーのフクラギを釣り上げるのを目の当たりにした。

キス釣りしか経験のない自分には、衝撃的な光景だった。

よし、自分も...と、気合い十分にキャスティングしてはみるものの、自分の竿には全く反応がない。釣り上げている人を観察して、色々とまねをしてみるが、全く釣れなかった。午前8時を回り、地合いも過ぎた様子で、仕掛けが沖のブイに絡んで消失してしまったところで戦意喪失。

結局、ショアジギング初日は坊主で終わってしまったが、周りで釣れていたのを目にすることが出来たのが、正直、悔しさもあったが、それ以上に、「40cmオーバーの魚が陸っぱりからジグで釣れるんだ」という確信を持つ事が出来て、何より新鮮で楽しかった。

この日、師匠は、抜かり無く、一尾を釣り上げていた。

流石である。


釣り
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コメント

  1. nama より:

    どうもはじめまして(*´∇`*)地元が魚津のnamaと申します(* ̄∇ ̄)ノ

    お魚ランドのテトラで足がすくんだとの事ですか、そのすぐそばに大変足場がよく水深もあり青物が釣れる場所有りますよ(*´∇`*)

    車なら2分ほどの移動距離なので機会があればまたお越しくださいね(*´∀`)♪